編み物を諦めていた方からのメールが、忘れられない理由
10年ほど前、一通のメールが届きました。手に問題を抱え、編み物を断念せざるを得なかったというお客様からでした。
当時日本ではほとんど知られていなかったプリムのエルゴノミック編み針を入手して使ってみたところ、また編めるようになった。だからなないろ毛糸でも継続して取り扱ってほしい、という内容でした。
すぐに取り扱いを始めると、大きな反響がありました。そのお客様からも、後日温かいお礼の言葉をいただきました。
それから数年後、神戸にmiconoを開店して間もない頃、一人のお客様がいらっしゃいました。手の状態がよくなく、お医者様から編み物を止められているとのことでした。それでも毛糸が見たくて、新しくできたお店に来てみた、とおっしゃいました。そのとき、あのメールのことが頭をよぎりました。
店の棚からプリムの針を取り出し、10年前のお客様のことを話しました。無理は絶対にしないというお約束で、この針をご紹介しました。数日後、そのお客様がわざわざ再び来店してくださいました。手には、名店のお菓子を持って。
この二つの出来事が、私がプリム エルゴノミック編み針を深く信頼している理由です。
あなたがお持ちの編み針とは似ても似つかない不思議な形をしています。ただ手に持った瞬間、この形には理由があるとわかります。
精密な医療機器や工業製品で世界に知られるドイツが、編み針に本気で取り組んだ答えがこの形です。輪針、5本針、かぎ針、棒針と、あらゆる編み方に対応しています。
手の疲れ、もしかしたら針のせいかもしれません。
プリム エルゴノミック編み針はこちら
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)















