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春に向けて編むソフィースカーフ|素材を変えるという楽しみ

春に向けて編むソフィースカーフ|素材を変えるという楽しみ

少し前に、真冬とは思えないほどやわらかな日に、ソフィースカーフの素材を巻き替えてみたことを書きました。ウールで編んだものから、コットンカシミアで編んだものへ。同じ形なのに、首元に生まれる印象が思いのほか違っていたという話です。

そのとき改めて感じたのは、ソフィースカーフという作品の面白さでした。形はとてもシンプルで、編み方も難しくありません。それでも、糸が変わると、まるで別のもののように表情が変わります。

ウールやアルパカで編めば、ふくらみのある立体感が生まれ、寒い季節には頼もしい存在になります。一方で、コットンを主体にした糸で編むと、同じ三角の形でも輪郭がすっきりと現れ、首元の印象が軽くなります。暖かさを重ねるというより、装いに小さなアクセントを添えるような感覚です。

実際に首に巻いてみると、その違いは見た目以上に感じられます。コートの襟元から少しだけのぞく三角のラインが、強く主張することなく、装い全体の輪郭を静かに整えてくれます。冬の防寒具というより、季節の変わり目に身につける小さなアクセサリーに近い印象です。

今回、春に向けたソフィースカーフとして使っているのは、ローワンのコットンカシミアという糸です。コットンを主体にしたすっきりとした編み地に、少量のカシミアが加わることで、軽さだけで終わらない落ち着いた表情が生まれます。編み目が流れず、形がきれいに出るので、シンプルな三角形のラインも素直に現れます。

ソフィースカーフは、冬の作品として知られることが多いかもしれませんが、素材を変えるだけで役割が少し変わります。形はそのままに、糸だけを替えてみる。それだけで、季節に合った新しい一枚が生まれます。

現在、ローワン コットンカシミアが再入荷し、この糸で編むソフィースカーフのキットも色を選びやすくなっています。入荷数は多くないため、売り切れた色はしばらくお待ちいただくことになりますが、春に向けて編み始める素材としては、ちょうどよいタイミングかもしれません。

軽やかな輪郭で仕上げる春夏向けソフィースカーフ|毛糸 & 日本語文章パターン付きキット

記事執筆:細野カレン(なないろ毛糸店長)

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ローワンのコットン カシミヤ1玉で編むソフィースカーフのキットです。

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