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ゲージを測るのが面倒で飛ばしてしまう人へ 編み地に置くだけの十センチ四方という選択

ゲージを測るのが面倒で飛ばしてしまう人へ 編み地に置くだけの十センチ四方という選択

編み物をする人なら、一度は言われたことがあると思います。編み始める前に、ゲージを測りましょう、と。

大切なのはわかっている。それでも、つい飛ばしてしまう。その理由は、ゲージの意味を知らないからではなく、測るという作業そのものが、細かくて面倒だからではないでしょうか。

メジャーを引っぱり出して、編み地に当てる。端がずれないように指で押さえながら、目を数えていく。途中でメジャーが動いて、どこまで数えたか分からなくなる。段数を測ろうとして、また押さえ直す。この一連の手間が、本番を編み始めるまでの間に、小さく立ちはだかります。

アディスクエアは、この手間のほうを減らすために作られた道具です。十センチ四方の窓が空いた、薄い一枚のプレート。編み地の上に置くだけで、測る範囲がひと目で決まります。端を押さえる必要も、ずれてやり直す必要もありません。窓の中の目数と段数を、同じ枠の中で数えるだけです。

さらに、このプレートのふちには、二ミリから十ミリまでの針を通す穴が並んでいます。表示がかすれてしまった針や、ケースから外して太さが曖昧になった針を、その場で確かめられます。ゲージを測った流れで、使った針の太さまで同じ一枚で確認できる。編み始める前に知りたいことが、手のひらの中でそろう道具です。

道具そのものがゲージを保証してくれるわけではありません。それでも、確認という一手間を、置くだけの動作に変えてくれる。その小さな軽さが、次の一作を始める背中を、そっと押してくれるように思います。

編み始める前に、置いて、数える。

アディスクエアの詳細・ご購入はこちら

執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)

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