毎日同じ大きなバッグを持っていると、いつの間にか中身も増えていきます。使わないものが底にたまり、重さだけが残る。そんな経験のある方は、少なくないと思います。
そこで小さなバッグに替えてみると、面白いことが起きます。入る量が決まっているので、本当に必要なものだけを選ぶようになるのです。鍵、財布、めがね、口紅。それだけで、たいていの外出は足ります。
ただ、小さければいいわけでもありません。小さすぎると財布が入らず、結局もう一つ持つことになる。大きすぎず小さすぎず、その間でちょうどいい一つは、探すと案外見つからないものです。
もう一つ、小さなバッグには思わぬ良さがあります。掛けたときに、前に出てこないこと。バッグが控えているぶん、持っている人のほうがきれいに見えるのです。
持ち物を見直したくなる季節に、小ぶりの本革を一つ。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














