靴下編みをされる方なら、マジックループはすっかりおなじみの編み方になりました。
輪針1本で編める便利さがあり、針の本数も少なくて済みます。今では多くのソックニッターが当たり前のように使っています。
ただ、よく考えてみると少し不思議です。
コードを引いて、編んで、またコードを引く。
私たちはその作業を自然なものとして受け入れていますが、実は別の発想もあります。
ドイツのaddiが開発した「クレイジートリオ」です。
クレイジートリオは、5本針でも輪針でもありません。
柔軟なコードでつながれた3本の針を使い、小さな輪編みを行う独特の仕組みです。
編み目は2本の針に分けて保持し、3本目で編み進めます。そのため、マジックループのようにコードを引き出す作業がありません。
この特徴は、実際の使用者のレビューにも現れています。
「コードをさばく手間がない」
「マジックループよりスムーズに編める」
「5本針とマジックループの良いところを合わせたような使い心地」
そんな声が数多く寄せられています。
もちろん、従来の編み方が悪いわけではありません。
5本針には5本針の良さがありますし、マジックループにも多くの利点があります。
しかし、長年同じ方法で編んできた方ほど、新しい選択肢に出会った時の驚きは大きいものです。
実際にクレイジートリオを使われた方の中には、「もっと早く試せば良かった」と感じる方も少なくありません。
靴下や手袋、袖口などの小さな輪編みをもっと快適にしたい方にとって、クレイジートリオは興味深い存在かもしれません。
世界中のニッターに支持される理由を、ぜひご覧ください。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














