古着から作られた毛糸が、なぜこんなに美しいのか。
ローワン コットン リバイブの話
リサイクル素材と聞くと、どんな印象を持ちますか。環境によいけれど、品質は新品に劣る。そう思っている方がいても不思議ではありません。ところが手元にある糸は、その先入観をあっさり覆します。
ローワン コットン リバイブは、リサイクルコットン80%と、色ごとに選別された古着や繊維廃材からの再生繊維20%で作られた糸です。1978年創業のイギリスの老舗ローワンが手がけています。
特徴的なのはその風合いです。どこにでもある真新しいコットンとは異なり、まるでパティナ加工を施したかのような落ち着いた表情があります。これは偶然ではなく、廃材の来歴を活かして意図的に作られたものです。新品の素材には出せない風合いが、リサイクル素材だからこそ生まれています。
チューブ状の構造で、軽さと適度な厚みを両立しています。100gで約250m。カラーは10色で、くすみのある落ち着いた色を中心に糸の風合いと調和した色展開です。
来歴のある素材が手の中にある感覚は、編む時間にひとつの深みを加えてくれます。
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執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)

























