色が心に働きかけることは、日常のなかでもたびたび感じられるものです。
とくに編み物に使う毛糸の色は、選ぶときの気分や、手に取ったときの感覚、そして編み進める時間そのものに静かに影響を与えてくれます。
今回ご紹介するのは、スウェーデンの自然や街並みをモチーフにしたソックヤーンの2玉セット。どれも、段染めと単色の違う質感の糸を組み合わせた内容で、それぞれの色が持つストーリーが感じられるセットです。
たとえば「赤い木いちご」は、スウェーデンの森でふと見つけた小さな実のような、鮮やかな赤が印象的。ジュニア・ラッギとテンセル・ラッギ、どちらの糸も見た目に可愛らしさがありながら、きちんと大人の配色に整えられています。
「森のきらめき」は、一転して静けさの中にある柔らかい光のようなセット。明るい色が前に出すぎず、落ち着いた段染めが全体をやさしくまとめてくれる組み合わせです。
そして「花咲く小径」は、シックな色の中に、ふっと現れるピンクの差し色がとても美しく、まさに街中でふいに目に留まる花のよう。甘くなりすぎない色の設計は、編んだあとにも使いやすく、仕上がりが上品になります。
どのセットも、1玉ずつ別々に使えるので、ソックスだけでなく、手袋やスヌード、小さなプレゼント用の小物などにも応用できます。見た目の相性だけでなく、素材や手触りの違いも楽しめるため、ちょっとした変化を取り入れたい方にもぴったりです。
自分の手で「色と時間の風景」を編んでみたくなる、そんな3つの組み合わせです。

















