編み針に、ここまで違いがあるとは思っていませんでした。
まして「黒檀」と聞けば、高級家具や楽器などを思い浮かべる人が多いかもしれません。けれど、この硬く重厚な木材が編み物の世界に持ち込まれることで、ひとつの新しい感覚が生まれました。
それは、“編む”という動作が、まるで手の中で音を奏でるようなリズムに変わること。スチールの針で高速に編み進める感覚とは違って、ランタンムーンの黒檀の編み針では、一目ごとの動きが自然に緩やかになり、気づけば深く集中している自分がいます。

スピードではなく、質。
効率ではなく、心地よさ。
編み物をする時間そのものに重心を置くような体験。それが、これまでの「編み針」というカテゴリーにはなかった新しい価値かもしれません。
この変化は、素材の質感だけで生まれるものではありません。ランタンムーンというブランドが積み上げてきた、職人の手仕事と道具づくりの思想、そしてそれを支える文化の背景があってこそ。
「ただ木製の針を使ってみた」では終わらない、思いがけない体験がここにはあります。
黒檀という素材がもたらす、新しい編み物のかたち。
それを形にしたランタンムーンのシリーズをご覧になってみてください。














