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マイボウシとは何者か。日本から始まったドイツの編み物メーカー

マイボウシとは何者か。日本から始まったドイツの編み物メーカー

ドイツの編み物メーカー「マイボウシ」の取り扱いを始めました。今回は商品そのものよりも、まずこのメーカーがどこから生まれ、どんな歩みをしてきたのかをご紹介します。

始まりは2009年、日本です。スキーインストラクターの交流で来日していたトーマス・イェーニッシュとフェリックス・ロラントの2人は、兵庫県のハチ高原でインストラクターとして滞在していました。仕事の合間に時間ができ、そこでかぎ針編みを教わったことが、すべてのきっかけになります。

最初に形になったのは、一つの帽子でした。日本語で言う「ぼうし」です。その帽子をかぶって旅を続けるうち、色がきれいですね、どこで手に入れたのですか、と声をかけられることが増えていきました。当時、色鮮やかで個性のある手編みの帽子は、まだあまり見かけない存在でした。

日本での体験を持ち帰り、2人はドイツでブランドを立ち上げます。名前は「myboshi」。日本語の「ぼうし」を、小文字のアルファベットにした名前でした。日本で生まれた体験を、そのままブランド名にした、自然な流れだったのだと思います。

その後、ドイツでは編み物をめぐる大きな動きが起こります。太く、はっきりとした色の糸で帽子を編むスタイルが広がり、いわゆる「編み物男子」と呼ばれた流れもこの頃に重なりました。結果として、マイボウシは当時の手芸の空気を大きく変える存在になります。

流行はやがて落ち着きましたが、マイボウシはその後も糸を作り続けています。現在は創業者の一人が中心となり、編む人の手元に残る素材を、静かに積み重ねてきました。ブームのあとも続いているという事実は、メーカーを知るうえで大切なポイントです。

今回、なないろ毛糸では、マイボウシのソックヤーン3種類からご紹介を始めました。糸の詳しい特徴や使い分けについては、今後あらためてご案内していきます。

まずは、どんな背景を持つメーカーなのかを知っていただくところから。
マイボウシの糸は、オンラインショップでご覧いただけます。

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