リッケの付け替え輪針シリーズに、新しくステンレス製の針先「フライト」が加わりました。
これまでリッケといえば、やわらかく手に馴染むバーチウッド製の木製針が定番でした。独特のぬくもりと軽さに惹かれて愛用してきた方も多いかもしれません。そんなリッケから、より滑らかな使い心地を求める声に応えるかたちで、ステンレス製の針先が登場しました。
「フライト」は、外科用グレードのステンレス(Grade 316)でできた針先です。表面にメッキを施していないため、必要以上に滑ることはありません。糸をすくうときは軽やかに、でもしっかり止まる。そんな絶妙なバランスを備えています。最近の金属針に多く見られる「適度な滑りと制御力」を備えたタイプで、細かな模様編みにも向いています。
針先は細身で、針目の整いやすさも特徴です。糸が吸い付くように動くのに、引っかかりは感じません。糸の流れに集中できる感覚は、金属針ならではの魅力と言えるでしょう。
リッケのファンにとっては、このステンレス針は待望の金属オプション。すでに付け替え輪針をお持ちの方で、木製針と金属針を使い分けたい方にもおすすめです。














