フィンランドのクリスマスツリーの下には、やわらかい包みがよく置かれています。中身はたいてい、手編みのウールの靴下です。
ヘルシンキ大学の民俗学者によると、ウールの靴下はフィンランドでもっとも伝統的な贈りものの一つです。ただ、欲しいものリストの上位にはまず入らないそうです。昔は毎年同じ単色の、ちくちくする糸の靴下が届いて、結局はかずにしまわれることもあったからだとか。
それでも、思い出に残るのはこの靴下のようです。フィンランドの公共放送ユレの記事では、ある女性が、靴下の中にサンタのチョコレートが入っていた子どものころのクリスマスを振り返り、やわらかい包みは退屈だと思われがちだけれど自分は大好きだったと話しています。
ノヴィータのセブンブラザーズは、フィンランドで何十年も親しまれてきた糸です。ヨウルはその糸のクリスマスの色で、段染めはクリスマスカラーの縞になり、単色にはラメが入っています。150gの1玉で、大人の靴下が1足編めます。
今年のやわらかい包みに、どの色を選びますか。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














