モヘヤの毛糸がいちばん流行ったのは1980年代。大きくてボリュームのある、ふかふかのセーターがたくさん編まれた時代です。肩の大きな一枚を思い出すと、極太のモヘヤには、どこか重たそうな印象が残っているかもしれません。
ノルウェーの老舗メーカー、サンネスガルンのバレリーナ チャンキー モヘヤは、モヘヤ77%、ウール18%、ナイロン5%の極太糸です。ひと玉50グラムで135メートルあり、メーカーは、見た目のボリュームのわりに軽く仕上がる糸だと紹介しています。商品ページに載っているライラックのセーターも、およそ5玉ほどで編めます。
5ミリから7ミリの針で編み進めると、毛足が立ちあがって、編み地は少しずつ厚みを増していきます。それでも膝にのせた編みかけは、見た目ほど重くはならないはずです。段が増えるたびにふくらんで、手は軽いまま。もう一段だけ、と続けたくなります。
ふかふかが恋しくなる季節に、80年代とは少し違うモヘヤを。
なお、ご紹介したセーターの編み図は、当店ではご用意がありません。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














