日本語の金曜日は、七つの曜日を星になぞらえた呼び方で、金星の曜日です。フランス語やイタリア語の金曜日も、同じ星の女神ヴィーナスの名前からきているそうです。
昔の錬金術では、そのヴィーナスに銅を結びつけていました。銅を表す印は、手鏡の形といわれる「♀」。いまでは女性を表すマークとしておなじみです。
さらに、銅という言葉そのものは、地中海に浮かぶキプロス島の名前から生まれたといわれています。古くから銅がとれた島でした。
リッケの「サイプラ」は、その島の響きとよく似た名前の編み針です。針先には、表面を何も覆っていない銅がそのまま使われています。海外の販売店の紹介によると、使ううちにオレンジや紫、緑がかった色が浮かんでくるそうです。磨けば、また明るい銅色に戻せます。
輪針、5本針、付け替えの針先まであります。週末に編みたいものの号数で、まず一本から選べます。
週末の手元に、銅色をひとつ。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














