編み物の道具のなかで、いなくなるのはいつもいちばん小さなものです。ステッチマーカーにとじ針。バッグの底やソファのすき間、カーディガンのポケットから、忘れたころに出てくることもあります。
缶やポーチ、薬のケースなど、それぞれに工夫した入れ物を使っている方も多いと思います。
デンマークのブランド、ムーの「ヘルシンキ」は、そうした小物を入れておく本革のケースです。高さ5.5センチ、幅7.5センチ。ファスナー付きで、内側にポケットがあります。
目を引くのは、ファスナーの引き手です。本体の小ささに対して、先についた革がずいぶん長く作られています。私はムーのバッグをいくつか使っていて、この長い引き手が気に入っています。手元を見なくても、指のほうが先に見つけてくれます。
一つずつ手作りのため、革の色合いや縫い目には少しずつ違いがあります。色はブラウンとブラックの2色です。
引き手の長さは、写真で見るといちばん伝わります。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














