手で編んだセーターを着ていると、声をかけられることがあります。そのとき最初に来る言葉が「それ、どこの?」なのか、「もしかして手編み?」なのかで、少し気分が変わるのではないでしょうか。
前者になりやすい糸というものがあります。
サンネスガルンのアトラスは、ノルウェー産のラムウール70%にメリノウール30%を合わせた並太の糸です。ノルウェーの寒い気候で育った羊の毛は、繊維に弾力と強さがあります。この弾力が、編み地を内側から押し上げます。目が潰れず、一目ずつが立ち上がった状態で並びます。
そこにメリノのやわらかさが加わることで、表面がなめらかに仕上がります。ふっくらしているのに毛羽立ちすぎない。この組み合わせが、既製品に近い表情を生みます。
紡毛タイプで空気を多く含むため、着たときは見た目より軽く感じます。ゲージは18目、推奨針は4.0mm。メリヤス編みだけでも厚みと陰影が出ますし、アラン模様や編み込みなら輪郭がくっきり残ります。
色は16色。ナチュラルモットルド、ダークブラウンモットルド、プロヴァンスブルー、ディープオリーブグリーン。どれも流行に左右されない落ち着いたトーンで揃えられています。
まずは、色から選んでみてください。
アトラスの16色を見る
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














