編み物のパターンには、たいてい寸法が書かれています。ここまで編む、この目数で減らす。そのとおりに進めるのが基本ですが、なかにはそうでない作品もあります。
プチニットのソフィースカーフは、三角形を増し目で広げながら編み進めて、あるところで折り返す構造です。ウエアのように身頃寸法を合わせる必要がないので、折り返す位置は編む人が決められます。パターンには小さいほうと大きいほうの寸法が示されていますが、その中間でも構いません。好みの長さになったところで折り返せば、そこが仕上がりの大きさになります。
ただし、糸1玉で編むときはひとつだけ目安があります。折り返す前に玉の半分を超えて使ってしまうと、後半が足りなくなります。前半と後半で、おおよそ同じだけ糸を使う構造だからです。
つまり、手もとの玉そのものが目安になります。半分くらい減ってきたと感じたら、そろそろ折り返しどきです。編み図ではなく、残った糸が教えてくれる。
そういう決め方ができる作品は、あまり多くありません。
自分の大きさは、自分で決められます。
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執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














