春夏の糸を探しているとき、色の選択肢がどうも幼く感じてしまうことがありました。リネン混紡の糸は、どこへ行っても似たような明るすぎる色ばかりで、もう少し落ち着いた色があればと、ずっと思っていました。
サンネスガルンのリーネを手に取ったとき、ようやく見つけたと思いました。コットン、ビスコース、リネンという三つの素材が、それぞれの角を取り合うように配合されていて、触ってみると、リネンらしさはありながら、思ったよりずっと素直な手触りです。ビスコースが加わることで、編み地にほのかな艶が生まれます。
色というものは、糸の素材が変わると、まったく別の顔を見せることがあります。リーネのカラーラインナップは、リネン糸にこれほど大人の色が似合うのかと、改めて気づかされるものでした。
ずっと探していた色が、ここにあるかもしれません。
大人のリネン糸を見てみる
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)

















