少しずつ寒さがやわらぎはじめるこの季節。冬の終わりが見えてくると、編み物の色選びにも変化が出てきます。そんな時期にぴったりの写真が、プチニットの公式サイトに新たに掲載されました。
写っているのは、淡いブルーのソフィーフード。編み物好きの間で話題のこのデザインを、デザイナーのメッテさん自身が身につけた姿が、とても印象的でした。軽やかでやさしくて、春の光を先取りするような雰囲気があり、同じパターンでも色が変わると、こんなにも印象が違うのかと改めて感じさせてくれます。
このブルーの糸は、「ハイドランジア」という名前。日本語にすると、アジサイです。実はアジサイは日本原産の花。古くから日本に咲いていたこの花が、中国を経てヨーロッパへ渡り、長い年月をかけてヨーロッパの庭先でも愛されるようになりました。
そして今、このハイドランジア色がヨーロッパで静かに人気を集めています。プチニットがこの色を公式写真に選んだということには、何か流れのようなものを感じます。
神戸の街でも、暖かくなるとアジサイが咲き始めます。季節の巡りの中で自然に目に入るその色が、いままた毛糸を通して日本に戻ってきたように感じられるのは、不思議なつながりです。
今回のソフィーフードは、赤の定番色も人気ですが、このアジサイ色には静かな物語が隠れています。いつもの編み物に、少しだけ違う感覚を加えてみたい方におすすめの色です。






















