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長年使ってきた編み針が肌に合わないかもしれない理由

長年使ってきた編み針が肌に合わないかもしれない理由

おはようございます、細野カレンです。

きょうは少しだけ、いつもより静かに始めさせてください。
先日、あるお客様からこんなご相談をいただきました。

「○○メーカーの編み針をたくさん持っているのですが、ニッケルメッキかどうか分からなくて、ちょっと不安なんです。」

それは、症状が出ているということではなく、長年使ってきた道具にふと目を向けたときに生まれた、静かな問いかけでした。

私自身、ニッケルメッキについては、すっかり意識から外れていたのです。ドイツでは、それがもう「気にしなくていいもの」になっていたからです。

理由のわからない違和感を感じたことのある方、少なくないのではないでしょうか。
手のかゆみ、針を持ったときのわずかな不快感――それが何だったのか分からないまま、同じ針を使い続けていること。

編み物を長く続けている方にとって、そうした体験は、意外と身近なものかもしれません。

 

・ニッケルと肌のあいだで

ニッケルアレルギーは、ニッケルという金属が汗や摩擦によってわずかに溶け出すことで、かゆみや赤みなどの反応を引き起こします。とくにニッケルメッキされた編み針の場合、肌に長時間触れることで症状が出やすくなることがあります。

こうした事情から、EUではすでにニッケルの溶出量に関する厳しい基準が定められており、「肌に触れる製品」として、編み針もその規制対象になっています。

一方、日本ではこうした基準はまだ存在していません。アメリカなどの非EU諸国でも同様で、ニッケルメッキ製の針はいまでも流通しています。もちろん、それ自体が違法というわけではありません。ですが、安全基準が設けられていない国や地域で販売されている針を、流通経路の分からないまま手に取ることには注意が必要です。

とくに最近では、SNSやフリマアプリなどを通じて、個人で輸入された針が出回るケースもあります。そうした商品は、ニッケルメッキの有無や基準の適合状況が確認できないまま販売されていることが多く、見た目だけでは判別できません。結果として、肌への負担となるおそれもあるのです。

 

・いま、確かな選択をするなら

現在、私たちのショップで取り扱っている編み針は、すべてドイツからの正規輸入品です。製造地がどこであれ、EU域内で販売されるためには、ニッケル溶出に関する厳格な規制をクリアしていることが必須です。

つまり、今お選びいただける針は、すべて「肌への安全性が証明された選択肢」であることが保証されています。

とはいえ、長年使ってきた針を手放すのは、少し寂しいことかもしれません。でも、もし「気になる」という気持ちがどこかにあるのなら、いま一度、針の素材や状態を見直してみることも、自分の手を大切にすることにつながるかもしれません。

EU基準に準拠した編み針の一覧を見る

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