おはようございます、細野カレンです。
風のにおいが、少しずつ夏を連れてきていますね。
朝晩の空気に乾いた軽さが混じるころ、ふとした瞬間に「もうすぐ衣替えかしら」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな季節のゆらぎの中で、編み物の気配が少し遠のくように感じる日もあるかもしれません。
けれど、ほんとうは今こそ、軽やかな糸の魅力が生きる時間です。
たとえば「フリーティング コットン」。
ドイツのブランド Pro Lana が生み出したこの糸は、編みもの好きの肌感覚にすっと寄り添ってくれる存在です。
この糸の特徴は、「チェイネット構造」と呼ばれる特別なつくりにあります。
糸がまるで小さな網のように編まれていることで、
・空気をふくんで軽やかに
・涼やかで、でも頼もしく
・長く編んでも疲れにくく
・洗っても型崩れしにくく
そんな、ちょっとわがままな願いまで、さりげなく叶えてくれます。
「編み目が自然と揃ってくれてうれしい」
そんな声も届いています。見た目の美しさだけでなく、編んでいる時間そのものが気持ちいい。そんな糸です。
最近は、洋服のような感覚でコットンのトップスを手編みする方も増えてきました。
春の光に映える透かし模様、夏にさらりと羽織るカーディガン。
決して特別な日でなくても、編んだ服をまとうと気持ちがすっと整うような気がするのです。
よろしければ、少し覗いてみてください。
編む時間と仕上がった作品のどちらにも、そっと満足感が宿る糸です。
青空のように軽やかで、静かに頼れる存在
プロラナ フリーティング コットン
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
編み物が少し遠く感じる日も、こんな糸との出会いがそっと手を引いてくれるかもしれません。
あなたの手の中で、季節がやわらかく動き出しますように。