なないろ毛糸が厳選して輸入する世界の編み針

編み針

北欧やドイツのソックヤーン

ソックヤーン

ドイツや北欧の毛糸

毛糸

便利でスタイリッシュな編み物道具

編み物道具

収納性抜群の使いやすい編み物専用場バッグとケース

バッグ/ケース

無料海外日本語パターン

日本語パターン

送料無料、返金保証、無償交換、なないろ毛糸で安心のお買い物!

撚らない毛糸、シングルプライの静かな魅力

撚らない毛糸、シングルプライの静かな魅力

こんばんは、細野カレンです。

今夜は、糸のなかにひそむ「構造」について、そっとお話ししたいと思います。それは一見、見逃してしまいそうなほどに小さな違い。けれど編む人の手の中では、その違いがゆっくりと輪郭を描きはじめます。

シングルプライという糸。

通常、毛糸は何本かの細い糸を撚り合わせて、ひとつのまとまりに仕上げられています。撚りが強ければ強いほど、毛羽立ちにくく、目も揃い、丈夫に。でも、そこにはある種の「規律」が宿ります。糸が、まるく、かたく、ひとつの声になるように。

けれどシングルプライは、そうではありません。一本の繊維がそのままのびていく、撚りを加えずに、ただ一本で存在する。そこには、少しだけあいまいで、少しだけ気まぐれな、静かな揺らぎがあります。強く引けば少し頼りなく、でも、やさしく編めばそのままの手ざわりが目にあらわれてくる。

撚りがないということは、素材の息づかいがそのまま残っている、ということなのかもしれません。

だからこそこの糸は、柔らかさを宿します。

それは単に「ふんわりしている」というのとは少し違って、編み目のあいだに空気を含み、動きにともなってやさしくほどけてゆくような、そんなやわらかさです。

編み手の指先の加減、気温や湿度、そのときの気分まで。シングルプライは、そうしたものを受けとめながら、静かに編まれていく糸です。

…そんな構造の奥ゆかしさを、実際に感じさせてくれる毛糸が、ひとつあります。ドイツの糸づくりに真摯に向き合ってきたアトリエ ツィトロンの「ラヴリー」。

撚りのない糸が紡ぐ、穏やかな物語をのぞいてみる

Previous
撚らない毛糸が教えてくれる、編むことの本質
Next
“チェイネット構造”って?春夏におすすめの軽やかコットン糸

世界の毛糸と編み物用品のコレクション

商品カテゴリー

最高の編み物体験を、選び抜かれた毛糸とともに