こんばんは、細野カレンです。
今日も一日、おつかれさまでした。
編みかけの糸がそばにあっても、まだ手を伸ばせずにいる夜もあるかもしれませんね。けれど、そんな時間さえも、あなたにとって大切な編み物の一部だと私は思っています。
ふと目にとまった色を選ぶときのときめき。
針先で糸をすくった瞬間に小さく息をのむようななめらかさ。
ほどけるように流れていく編み目のリズムに、気づけば自分の呼吸まで整っていくような静けさ。
作品ができあがることよりも、その過程に流れていく何気ないけれどかけがえのない感覚。
それが編み物を愛するあなたの、ほんとうの時間なのだと思います。
そんな時間にそっと寄り添ってくれる糸があります。
ノルウェー「サンネスガルン」のティン シルク モヘヤです。
軽やかで、透けるようなやわらかさ。
シルクの光沢とモヘヤのふんわりとした表情がひと目ごとにあらわれて、針を進めるたびに心のなかにもゆっくりと静けさが広がっていくような感覚。
あわてなくていい、かたちにならなくてもいい。
そんな気持ちになれる糸です。
くわしい色や質感、写真もあわせてご覧いただけますので、よろしければリンクをそっと開いてみてくださいね。
編まない夜も、編む夜も、どうかあなたの時間が静かで穏やかなものでありますように。