おひさしぶりです、みなさん!ななこです。
今日は朝から、なんだかコットンを触りたい気分で。理由はないけど、そういうときってありません?なんとなく、軽くて素朴な糸に触れたくなる日。
今朝カレンが紹介してくれたコットン糸、もしまだ見てなかったら、あとでちょこっと覗いてみてくださいね。今日はそのコットンに合わせたい針のお話を、ゆる〜くお届けします。
「コットンには細めの針がいい?それとも太め?」って聞かれること、けっこうあるんだけど、これがねぇ…どっちもアリなんですよ。ほんとに。
目をきゅっと詰めて、しっかりした感じにしたいときは、細めの針がしっくりくるし。逆に、ふんわり風が通るような感じにしたいときは、ちょっと太めの針が気持ちいい。
でね、これにはちゃんと理由もあって。コットンって、ウールよりも伸びが少なくて、編み地が少し硬めになりやすいんです。細い針で編むと目がぎゅっとして整うんだけど、そのぶん固くなりやすい。太い針を使うと、逆にちょっとゆるんで、空気がふわっと入るんですよね。あの感じ、けっこうクセになります。
コットンって、肌ざわりも音も、なんだかやさしい。しゃりしゃりしてて、でも冷たすぎない。季節の変わり目にぴったりなんですよね。だから、そのときの気分に合わせて、針も選んでみたらいいんじゃないかなって。
「こうじゃなきゃダメ」ってことよりも、「これ、なんか好きだなぁ」って思える編み地になったら、それが今日の正解でいいと思います。
編みかけのかごをのぞいたら、なんだかそのまま編み始めたくなっちゃう午後って、ありますよね。
今日はきっと、コットンが気持ちよく指の間をすり抜けてくれるはずです。
ではでは、また次の編み時間でお会いしましょう。
ななこより