ボルドーのワインやモカのコーヒーのように、耳に馴染んでいるのに、いざ説明しようとすると少し戸惑う言葉があります。編み物を楽しむ人にとって、そのひとつが「メリノ」です。
メリノと普通のウールは、なんとなく同じように感じてしまう人も多いかもしれません。けれど、糸にふれたときの印象や、編み上がったときの肌あたりは、意外なほど違いが残るものです。
その違いは、ただの素材の違いではなく、編む時間や仕上がりの印象を変えることがあります。
この小さな差を知っているだけで、作品選びの視点が少し変わるかもしれません。
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