帯留めは、明治に入ってから広まった、比較的新しい装身具です。それまでも帯を留める紐や金具はありましたが、明治25年ごろから紐に通す形が流行し、実用の金具からその人の好みを映す飾りへと変わっていったそうです。
始まりのひとつとして、よく語られる話があります。廃刀令で刀の鍔や目貫をつくる仕事を失った職人さんたちが、その細かな技を女性の帯に向けたというものです。
着物や帯は同じでも、帯留めをひとつ替えるだけで装いの表情が変わります。季節や気分を映せるのが楽しいところだそうです。
編み上げたショールを羽織ったとき、いちばん目が行くのは胸元の合わせ目です。着物でいえば、ちょうど帯留めの場所かもしれません。
リッケのショールピンは、明るい色のマンゴーウッドと深い色のローズウッドの2種類。形は猫、羊、丸、楕円、長方形、しずくの6つです。当店では、ローズウッドの羊とマンゴーウッドの猫がよく選ばれています。
帯留めを選ぶような気持ちで、眺めてみてください。
猫と羊のショールピンを見てみる
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














