セーターの袖を輪で編んでいると、肘を過ぎたあたりで目が減り、輪針では回りきらなくなってきます。
そこでマジックループに切り替えたり、5本針に移したり。海外の編み手さんの声には、マジックループはケーブルをたびたび引くのがわずらわしい、5本針は一段に何度も持ち替えるうえ針が抜けることがある、という話がよく出てきます。
もうひとつの選び方が、3本で編む針です。アディのクレイジートリオは、2本に目を分けてのせ、残りの1本で編みます。1本ずつ真ん中が短いケーブルでつながっていて、手の中で曲がります。
イギリスのニッターさんには、アランのカーディガンの袖口に使い、4本の針やマジックループよりずっと楽だったという方がいます。
ドイツのデザイナーさんは、袖の太いところはマジックループで編み、肘から先をクレイジートリオに替えていました。細くなってからが出番の針で、袖には長いほうをすすめています。なないろ毛糸でご紹介しているのは、長さ26cmのロングです。
今編んでいるセーターの、肘から先に。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














