編み針を選ぼうとして、途中で手が止まってしまう。輪針に付け替え針、まっすぐの棒針、短い針を四本五本。種類が多いほど、どれが自分に合うのか分からなくなってきます。
けれど、針選びは「いちばん良い一本」を探し当てることではありません。手がかりは、ふだんの編み方の中にあります。小さな輪をくるくると編む方と、大きな一枚を長い針で編む方とでは、なじむ針が違います。靴下を短い針で編む方には、また別の針が合います。
ニットプロのマインドフル・コレクションは、その編み方ごとに道具が並んでいます。見比べるところから始めなくても、「自分はいつもこう編む」を入口に、近いところから選べます。
そして、はじめから全部を揃える必要はありません。足りない一本から、ケーブル一本から。必要なところだけを、少しずつ。そんな選び方ができるコレクションです。
迷ったら、いつもの編み方を思い浮かべてみてください。
執筆:細野カレン(なないろ毛糸 店長)














