おはようございます、細野カレンです。
空気が少しずつ春めいてきましたね。窓辺に置いた糸たちの色が、朝の日差しの中でふわりと浮き立つように感じられるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
きょうは、靴下を編む時間がもっと楽しく、そしてそのあとまでもうれしくなる、そんな道具をご紹介させてください。
「ソックブロッカー」という言葉を、最近よく目にされるようになった方もいらっしゃるかもしれません。編みあがった靴下をきれいに整える、あのシンプルな形のツールです。
でも実はいま、その役割が少し広がってきています。
それは「作品の美しさを、写真というかたちで残すための仕上げ道具」としての使い方。たとえばSNSに作品を載せるとき、きちんとブロッキングされた靴下は、編み目の揃い方や形のまとまりがとてもきれいに見えて、作品そのものの魅力をよりよく伝えてくれるんです。
特別な撮影技術がなくても、スマホでぱちりと撮るだけで、まるで雑誌に載っているような仕上がりに見える。その瞬間、「自分の編み物って、こんなにきれいだったんだ」と思わず誇らしく感じてしまうかもしれません。
もちろん、SNSに投稿するかどうかは自由です。でも、たとえ誰にも見せなくても、自分のために丁寧に整えたその一足は、なんとも言えない満足感を運んでくれるように思います。
なないろ毛糸では、使いやすさと仕上がりの美しさを両立させた2種類のソックブロッカーをご用意しています。
ひとつは、軽くてカビにくいプラスチック製のニットプロ アクアソックブロッカー。そしてもうひとつは、平らな木の板で構成された機能的なつくりのプロラナ 木製ソックブロッカー。編み針ゲージや定規機能もついていて、編み途中にも役立つ便利な道具です。
それぞれに良さがありますので、ご自身の編み方やお好みに合わせてお選びいただけたらと思います。
ソックブロッカーの商品ページはこちら
作品と向き合うひとときが、ほんの少しうれしくなりますように。
それでは、きょうもどうぞ穏やかな一日をお過ごしくださいませ。