編んだ靴下をブロッキングすることは必須ではありません。
( ゚ ▽︎ ゚ ;)エッ!!
というのも、靴下に限って言えばブロッキングするメリットは「外観の美しさ」にあるからです。
ショールをブロッキングしないで身につけるなんていうことはあり得ませんが、靴下ならやってもやらなくても、履いてしまえば大きな違いはありません、な~んてずぼらなことも言えてしまうわけです。
もし、あなたが上の写真を見て「こんなんでいいや」と思えるなら、この先を読まなくても良いと思いますよ。
でも、せっかく丹精込めて編んだ靴下が、ちょっとした手間で驚くほど美しくなるんだったら、やる価値はあると思いません?
ブロッキングすることで、編み目が滑らかになり作品の形が整うので、驚くほど美しい仕上がりになるのは間違いない事実です。
ブロッキングには、以下のようなメリットがあります。
■ 編地の緊張を解くことで編地を柔らかくします
編みあがった直後の編地は、毛糸が編み針によって引っ張られた状態にあります。
ブロッキングすることで糸のテンションが均一になり、その結果編地が柔らかくなります。
■しわが寄ったり不均一な編み目が滑らかにします
不揃いな編み目も補正されるので滑らかな編み目になります。
また、特にレース編み部分が綺麗に開くので美しさが増します。
■ 作品全体の形を整えます
編んだばかりの作品はいびつな形をしていますよね?
ブロッキングすることで、作品本来の形に整えることができます。