ショートピッチとかロングピッチって何ですか?
ショートピッチとかロングピッチなんていう言葉を聞いたことがあるかと思いますが、それって何を意味しているかご存知でしたか?
ご説明しましょう!
※ 現在、なないろ毛糸では「ピッチ」を世界的に慣用されている言い方で「リピート」または「カラーリピート」と呼んでいます。
ピッチ(リピート)とは?
ピッチ(リピート)とは、段染め毛糸の模様の出方を表す言葉です。
この言葉自体に正式な定義はないらしくて、自然発生的にできた言葉のようです。
また、どうやら日本独自の言い方のようで、英語圏ではピッチではなくリピートという言葉が使われています。
一般的には、ある一定の段数を編んだ時に同じ模様の繰り返しが多いデザインの毛糸をショートピッチ(ショートリピート)、繰り返しが少ない毛糸をロングピッチ(ロングリピート)と呼んでいます。
AB AB AB AB AB =>ショートピッチ(ショートリピート)
AとBの模様が5回繰り返して出てきます。
ABCDE ABCDE =>ロングピッチ(ロングリピート)
A,B,C,D,Eの模様が2回繰り返して出てきます。
この中間ならミドルピッチ(ミドルリピート)と呼んでいます。
この言葉自体に正式な定義はないらしくて、自然発生的にできた言葉のようです。
また、どうやら日本独自の言い方のようで、英語圏ではピッチではなくリピートという言葉が使われています。
一般的には、ある一定の段数を編んだ時に同じ模様の繰り返しが多いデザインの毛糸をショートピッチ(ショートリピート)、繰り返しが少ない毛糸をロングピッチ(ロングリピート)と呼んでいます。
AB AB AB AB AB =>ショートピッチ(ショートリピート)
AとBの模様が5回繰り返して出てきます。
ABCDE ABCDE =>ロングピッチ(ロングリピート)
A,B,C,D,Eの模様が2回繰り返して出てきます。
この中間ならミドルピッチ(ミドルリピート)と呼んでいます。
ソックヤーンに当てはめると
ソックヤーンでも、片方の靴下を編んだ時に履き口からつま先までに同じ模様が何度繰り返されるかによってショート、ミドル、ロングピッチ(リピート)と言い表しています。
ところがところが、繰り返しの数が何回までがショートで、それ以上がミドルという基準はないのです。
ですので、こればかりは見た人の主観が入ってしまいます。
靴下片方で6回も模様が繰り返されれば、これは誰が見てもショートピッチ(ショートリピート)と呼ぶと思いますが、4回だったらある人はミドルっていうかもしれませんし、ショートっていう人もいるかもしれません。
こればかりはどうしようもないので、編地の模様を見て自分で判断するしかありません。
ところがところが、繰り返しの数が何回までがショートで、それ以上がミドルという基準はないのです。
ですので、こればかりは見た人の主観が入ってしまいます。
靴下片方で6回も模様が繰り返されれば、これは誰が見てもショートピッチ(ショートリピート)と呼ぶと思いますが、4回だったらある人はミドルっていうかもしれませんし、ショートっていう人もいるかもしれません。
こればかりはどうしようもないので、編地の模様を見て自分で判断するしかありません。
ワンピッチ(ノーリピート)とは?
これまた造語っぽいですが(って僕が言い出したのですが)、ソックヤーンで履き口からつま先まで一度しか模様の繰り返しが無い - 繰り返しが無いとも言えますね - タイプのデザインの毛糸です。
超ロングピッチ(超ロングリピート)との違いは、1玉または1カセから出てくる一連の模様の最初と最後が保証されているのがワンピッチ(ノーリピート)で、一連の模様のどこから出てくるのかは運次第というのが超ロングピッチ(超ロングリピート)です。
と言っても、ワンピッチ(ノーリピート)というのは、販売側(この場合、なないろ毛糸です)が便宜上付けた呼称なので他では通用しないかもしれません(意味は分かってもらえると思いたいですが)。
超ロングピッチ(超ロングリピート)との違いは、1玉または1カセから出てくる一連の模様の最初と最後が保証されているのがワンピッチ(ノーリピート)で、一連の模様のどこから出てくるのかは運次第というのが超ロングピッチ(超ロングリピート)です。
と言っても、ワンピッチ(ノーリピート)というのは、販売側(この場合、なないろ毛糸です)が便宜上付けた呼称なので他では通用しないかもしれません(意味は分かってもらえると思いたいですが)。
実在のワンピッチ(ノーリピート)毛糸
執筆者
© 2022 細野淳一 なないろ毛糸 DOITSUYA GmbH