世界中のニッターから絶大なる信頼を置かれているaddiの編み針について、その基本をご紹介するシリーズです。

今回は、addiの人気をけん引するフラッグシップ商品である輪針の数々をご紹介しましょう。

addiの輪針は、素材別に大まかに分類すると、どのような輪針があるのか簡単に把握することができます。

用途や好みに合わせて様々な素材で作られた輪針が用意されています。

それでは、一つ一つ見ていきましょう！

最もポピュラーな輪針が金属製の針先を持った輪針です。

現在、針先の形状が異なる4種類の輪針が販売されています。

■ 輪針の長さは、コード(ケーブル)の長さではなく、片方の針先からもう一つの針先までの長さで表示されています。

■ ドイツでは、ソックロケッツという商品名は存在しません。
addiがアメリカ向けに「Sock Rockets」と名付けて販売していた商品が、商品名と共に日本で広まったため、弊店では便宜上「通称」として併記しています。

■ 以前販売されていたニッケルメッキを施した輪針はEUの健康被害を防止する規制により、EU域内では生産も販売も禁止されています。弊店の商品は「ニッケルフリー」のみを扱っていますが、他店での在庫商品にはお気を付けください。

■ メッキを施していない真鍮製のレース輪針は廃番になりました。

ナチュラルなテイストを好む方、金属の針のカチャカチャ音が気になる方に最適な自然素材の輪針です。

■ オリーブ製の針は大変硬いのですが、弾力性に欠ける性質があります。そのため、3mmなどの細いサイズで力を入れて曲げると折れる可能性がありますので力加減には注意が必要です。

特別な用途や編み方に合わせた輪針も販売されています。

A. コードは吸湿性がある素材で作られていますので、乾燥すると癖が付いたり硬くなったりします。そんな時には、お湯につけてしばらく置いておくと、元の状態に戻ります（完全に新品状態に戻ることは期待しないでくださいませ）。

A. 輪針の長さは「大は小を兼ねる」と言われています。輪に編む場合も平編みする場合も、長い輪針さえあればその長さの限界の目数まで編むことができます。ただし、あまりにも長いと編んでいる時に邪魔になりますし、編み目の移動が長くなるので、やはり適度な長さというのはあります。

マジックループで靴下を編むのであれば、80cm-100cmの長さをお勧めします。もし、左右同時編みも試すのであれば100cmが最適です。

A. 編み針の太さは、日本では号数、ヨーロッパではミリ数で表されています。その対応表をご用意いたしておりますのでご利用ください。

編み針の号数とミリの対応表

A. 実は金属臭の原因は金属が発する臭いが元ではありません。金属に付着した汗や汚れが腐敗して放つ匂いが原因です。金属の針を使用した後には、布で拭うなどして編み針を清潔に保つようにすると臭いは軽減するはずです。

弊店では、メーカーの在庫状況を毎日深夜に商品ページに反映しております。

「在庫無し」と表示されるサイズは、メーカー在庫がなく生産を待っている状態です。

大変残念ながら、生産完了の時期や予定などは一切公表されていないため、ご予約を承ることはできませんのでご了承ください。