おはようございます、細野カレンです。
きょうは、編み物の手を少し休めて、ちょっとだけお話を聞いてくださいね。
ドリフトウッドという言葉、聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんね。カタカナだとなんだか洒落て聞こえるけれど、正直、ピンとこないわ……と思われる方もいるでしょう。
ドリフトウッドは、日本語でいうと流木のこと。海や川を旅してきた木々が、波に揉まれ、太陽に照らされ、角が取れ、すべすべの肌をまといます。自然が長い時間をかけて作り上げた、世界にひとつの表情を持つ木のことです。
そんなドリフトウッドという名前を持った輪針があります。それが、リッケの輪針 ドリフトウッドです。
でもね、まさか海で拾ってきた流木を使っているわけではないんです。海どころか、標高1千メートルを超えるネパールのカトマンズで、硬くしなやかな天然カバノキを素材に、熟練工たちが一本一本、ていねいに作り上げています。
では、なぜドリフトウッドという名前なのでしょう。それは、長い時間を旅した流木のように、木目がそれぞれ異なり、手に取ると冷たさではなく、穏やかで優しい風合いをまとっているからです。自然に磨かれたような美しさと、指先に伝わる温もりがそこにあります。
針先は驚くほど滑らかで、繊細な糸も厚手の毛糸も心地よく受けとめます。長さは23cmから100cm、太さは2.00mmから12.00mmまで揃い、レース編みからセーター作りまで、幅広い作品に対応します。
ブランド名のLYKKE(リッケ)はノルウェー語で幸福。編むひとときをそっと照らすような道具を、という願いが込められています。
もちろん、天然木ですから、強い力がかかれば折れてしまうこともあるかもしれません。けれど、どうぞご安心ください。30日間の返金保証、そして1年以内の破損は、メールを一通いただくだけで新品をお送りします。送料無料で、心から安心してお迎えいただけます。
小さな幸せを手にする時間を、どうぞお楽しみください。














