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満月と編み物のあいだにある、静かな関係

満月と編み物のあいだにある、静かな関係

こんばんは、細野カレンです。

今夜は、風がすこし柔らかくなった気がします。日中の光がまだ名残を残しているような、そんな春の宵です。日々の慌ただしさを横に置いて、少しだけ自然の時間に耳を澄ませたくなる夜でもあります。

春の空気と、手のひらの変化

草花は咲くときを知っていて、鳥は渡るときを間違えない。そういうことを思い出すたびに、私たちもまた、知らず知らずのうちに、とても静かな“巡り”のなかに身を置いているのだと感じます。

月もまた、その巡りのひとつです。目に見えない力ではあっても、海を動かし、種を根付かせ、木に樹液をのぼらせる。

月と木と、時間の深い対話

オリーブの木が剪定されるのは一年に一度。それは決まって、月が欠けていくころに行われます。樹液が枝から根へと静かに戻っていくとき、木は一番安定していて、切り口からは余分な水気も出にくく、病気にもかかりにくいのだそうです。

そんな時期に採られた木は、しなやかで、強く、そして歪みにくい。長い年月のなかで、農家の方たちが受け継いできた知恵の積み重ねが、そのまま素材のなかに息づいています。

見えない手間と、気配のような精度

手にしたときに、それが何でできているかを説明することは簡単でも、どのような時間を経てここにあるかを言葉にするのは、案外むずかしいものです。けれど、木の色、香り、手ざわり。そのすべてが「何かが違う」と語っている気がするのです。

夜という時間は、ときに、そうした見えない背景に耳を澄ませるにはちょうどよくて。ものを選ぶという行為も、少しだけ深く、やさしいものになる気がします。

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また明日も、良い一日になりますように。
心を静かに整えてくれる、そんな道具との出会いがありますように。

細野カレン

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