おはようございます、細野カレンです。
神戸の朝は、淡い光とともに、少しずつあたたかさを増してきました。まわりの風景も軽やかになり、手のひらの感覚にも季節の移ろいがそっと宿ってきたように感じています。
春の空気と、手のひらの変化
きょうは、いつもと少しだけ視点を変えて、編み針のお話をさせてください。
編み物の道具は、季節を問わずに使えるものだと思っていらっしゃる方が多いかもしれません。でも、春から夏へと向かう空気のなかでこそ気づく、静かな違和感のようなものがあるのではないでしょうか。
指先がそっと覚えている違和感
たとえば、汗ばむ手のひらに竹の針が張りつく感覚。金属の針が、冷たすぎたり、思いのほか熱を持ってしまったり。そんな感覚を「いつものこと」と受け入れて、少しだけ我慢しながら編み続けていた方もいらっしゃるかもしれません。
オリーブウッドが教えてくれる、静かな快適さ
ドイツのブランド「addi(アディ)」がつくるオリーブの輪針には、そうした季節の手の感覚に、さりげなく寄り添ってくれる力があります。
天然のオリーブウッドは、木目が細かく開いていて、手の湿気を自然に吸い、またそっと放ってくれます。だから、指先がすこし湿っているときでも、いつもの感触で編み続けられるのです。
蜜蝋仕上げの表面はまぶしくなく、光をやわらかく受けとめてくれます。長く編んでいても目が疲れにくく、静かに集中したい朝の時間にも、心地よく手になじんでくれます。
春夏の糸との、相性のよさに気づくとき
特に、コットンやリネン、シルクのような、すべりのよい春夏の糸との相性は格別です。糸をつかみすぎず、けれどしっかりと支えてくれる感覚が、編み心地そのものをやさしく整えてくれるように感じられると思います。
道具に季節を添えるという、新しい視点
道具に季節を添えるという考え方は、まだあまり知られていないかもしれません。でも、春の指先の感覚に向き合ってみたとき、いつもと少し違う一本が手にあるだけで、編み物の時間がふんわりと変わることもあるのです。
今すぐ、春の手になじむ一本を選ぶなら
addiのオリーブ輪針が、春夏の編み時間を変えてくれます。
いつもより心地よく編みたい朝が来たら、こちらからご覧ください。
今すぐ、春の手になじむオリーブ輪針を見る
編む時間に、そっと添えられた声
お使いになった方からは、こんなお声もいただいています。
「このセットが編み物時間の愛おしい相棒になりました」
「うっとり編み心地のオリーブ、いつか入手したい憧れセットです」
この朝が、やさしい余白で満たされますように
あわただしい朝のなかで、ふと気持ちを落ち着けたいとき、そっと触れたくなるような一本を、きょうはご紹介いたしました。
どうぞ、あなたの編み物の時間が、きょうも静かで、やさしいものでありますように。