おはようございます、細野カレンです。
朝の光が少しずつやわらかさを増してきましたね。
季節が静かにめぐっていくことを感じながら、今日もこうしてお便りをお届けできることに、心からのよろこびを感じています。
今回は、春夏の編み物にぴったりの「コットン系ソックヤーン」をご紹介いたします。
毎年この時期になると、REGIAブランドから届く新作を楽しみにしてくださっている方も多いことと思います。
けれど今年は、少し事情が異なります。
REGIAブランドの親会社であるMEZ GmbHが昨年破産申請を行い、後継として指名されたMEZ Craft GmbHがブランドの継続を予定しているものの、2025年春の段階では商品の出荷や流通に明確な動きは見られていません。
新作を心待ちにしていた私たちにとっても、これは少し残念な知らせでした。
けれど、そんな今だからこそ、あらためてご紹介したい糸があります。
どちらも、春の始まりを明るく彩ってくれるような魅力を持っています。
今回は、今確かにご用意できる春夏向けの2つのソックヤーンをご紹介します。
ひとつ目は、レギア エナジーフロー カラー。
テリークロス(タオル地)を活かした構造で、柔らかさ、吸湿性、クッション性に優れ、春夏の足元を快適に整えてくれます。
履いたときの感触は、まるでやさしい室内履きのような心地よさ。アクティブな日にも安心して選べる糸です。
ふたつ目は、レギア コットンカラー。
ウールを含まない、コットン主体のソックヤーンです。
驚くほどのやわらかさと、さらりとした肌ざわりを両立しており、春夏のあたたかい季節にも気持ちよく使える素材です。
フルーツをモチーフにした色柄も可愛らしく、お出かけの足元を軽やかに彩ってくれます。
これからの季節、気温とともに素材選びも変わってくる頃かと思います。
いまご紹介できるこの2つの糸が、あなたの春夏の編み物時間に、ささやかな彩りを添えてくれますように。
また、季節の新しい風を感じながら、次のご紹介を楽しみにしていてくださいね。
細野カレンより