サンタクロースが南極に!?ペンギンたちとの不思議な冒険

サンタクロースが南極に!?ペンギンたちとの不思議な冒険

こんばんは、細野カレンです。

今夜は、少し不思議で突拍子もないサンタクロースの物語をお届けします。普段とは違う一面を持つサンタの姿を、一緒に覗いてみましょう。

サンタクロースの冒険

北極にあるサンタクロースの工房。そこにはいつも通り、エルフたちが大忙しでプレゼントの準備をしていました。今年も子どもたちの笑顔のために、サンタはせっせとリストを確認しながら準備を進めていたのです。ですが、その夜、サンタクロースは思いもよらないミスをしてしまいました。

その夜、サンタが眠りにつく前に、助手のエルフが「あの、サンタさん、これリストに載ってないんですけど」と、紙切れを手渡しました。そこには「特別なアイテムを北極から南極に届けてほしい」という謎の指示が書かれていました。サンタは、どうやら誰かがいたずらで書いたメモだと思ったのですが、何となく「南極に行くなんて面白そうだ」と心を動かされ、そのまま出発することに決めてしまったのです。

トナカイたちも、ちょっとした冒険に興奮を隠せない様子で、サンタを乗せたソリは南に向かって夜空を滑っていきました。クリスマスの夜空を越えて、氷の海を越え、たどり着いたのは南極です。しかし、そこには子どもたちも家も何もありません。広がるのはただただ真っ白な氷の大地。

サンタは、誰にこの特別なアイテムを届けるのかと首をひねりながら、辺りを見回しました。すると、遠くからペンギンたちの列がこちらに向かってくるのが見えます。「まあ、こんなところにペンギンの行列が!」と驚いたサンタは、少し困惑しながらも、彼らがプレゼントを受け取りに来たのではないかと思い、ソリを降りて待っていました。

ペンギンたちはサンタを見つけると、興味津々で周りを囲み始めました。サンタはその愛らしい姿に微笑みながら、特別なアイテム――赤い毛糸で編まれた帽子をペンギンたちに差し出しました。どうやらこの帽子は、誰かが寒い南極のペンギンたちを暖かくするためにリクエストしたものだったようです。

ペンギンたちは大喜びでその赤い帽子を頭に乗せ、仲間同士で嬉しそうにカタカタと鳴き始めました。その姿を見て、サンタは「なんて素敵なクリスマスプレゼントだろう」と笑顔を浮かべました。普段は子どもたちのために忙しくしているサンタですが、この年のクリスマスは特別で、思いがけない友達――ペンギンたちとの交流を楽しんだのです。

サンタは心温まるペンギンたちとの時間を過ごした後、再びソリに乗り込みました。「今年のクリスマスは少し特別だったけれど、こういう冒険も悪くないね」とトナカイたちに話しかけながら、サンタは北極への帰路に就きました。

あなたも、特別なサンタクロースの冒険を想像しながら、この編み図で楽しいひとときを過ごしてみませんか?

今回ご紹介するのは、「サンタクロースのアイコン」の図案です。少しユーモラスで温かいサンタの姿を編み込んで、クリスマス気分を一緒に楽しんでみましょう。どうぞ以下のリンクから図案をご覧ください。

サンタクロースのアイコン図案を見る

細野カレン

 

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