ガチョウの卵の作り方

あなたの押し入れに眠った、たくさんの余り毛糸を手軽におしゃれに変身させる卵の作り方をお教えいたしましょう!

【用意するもの】


1. 毛糸

2. 空き瓶

空き瓶は、ビール瓶のような栓を抜いて開けるタイプの瓶があると良いでしょう。

手頃な空き瓶が無い場合でも身近にある物で代用できますので、まずは作り方の写真を見てから探してみてください。

1. 糸を固定します


糸端を親指で押さえておいて
先端の溝に数回巻きつけます。

2. 巻き始めます


糸端を押さえるように巻き始めます。

3. 卵の中心位置を決めます


卵の中心となる位置で数回巻き付けます。

これから巻いていきますが、糸を引っ張り過ぎないように注意してください。

4. 対角線に巻きます


下から上に対角線になるように数回巻きます。

巻き終わったら、瓶を手前に回しながら、対角線に巻きます。

糸が対角線の下に来た時には、瓶に沿わせるようにします(既に巻いてある糸の上に巻かないこと)。

5. 巻き続けます


糸が対角線の上に来た時にも、瓶に沿わせるように巻き付けます。

【ここがポイント!】

対角線の上と下で糸を瓶に沿わせることで、綺麗に真ん中が膨らんだ卵型になります。

6. 巻き終わり


綺麗な卵型になりました。

糸が対角に交差していることがお分かりいただけると思います。

7. 卵を抜きます


数回外周に巻きつけて固定します。

ゆっくりと卵を抜きます。

8. 完成


小さくても、中心から糸を出して外側の形が保たれたまま最後まで使うことができる卵が出来上がりました!

3つの大きなメリット


この方法で巻いたガチョウの卵にはとっても大きなメリットがあります。

1. 中心から糸を取れる

2. 編んでいても崩れない

3. なんてったって可愛い
(^-^)


余った毛糸はもれなくガチョウの卵に巻きたくなること請け合いです。

ノステピンのすすめ

空き瓶ではなく、きちんとした専用道具で美しく毛糸の卵を作りたいあなたへ

古くからノルウェーで使われてきた「ノステピン」と呼ばれる糸巻き道具があります。

見かけは一本のむくの木の棒ですが、糸を巻きやすいように様々な工夫がされています。

先端の溝しかり、先細りになった形状しかり、年月をかけて完成されたノルウェー人の英知が凝縮されている優れた道具がノステピンです。

大きな卵を作るにはこのノステピンが最適です。
ノステピンで美しい卵が完成すれば、整理整頓された快適な環境で編み物が進みます。

また、毛糸玉の内側から糸が取り出せることで、毛糸がどこかへ転がっていってしまうこともありません。

ぜひこの楽しい糸巻き作業をあなたの編み物習慣の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。

お客様からの声

お客様からの声をいくつかご紹介しましょう。

気づいたら5つ、夜中の2時になっていました


メールを見てから試してみたくてうずうずしていました。

届いたその日に5g位の残り毛糸でやってみました。なかなか思うように行かず、夢中で作っていました。

気づいたら5つ、夜中の2時になっていました。

これで100gの毛糸は自信がありませんが、出来上がった毛糸玉はとってもかわいいです。塗装の臭いがきついというレビューがありましたが、確かにありますが、私のはさほどではなかったです。木目調も気に入っています。

持っているだけでテンションが上がります


2種類のノステピンを購入し、使うのは初体験でしたが、Knit Proの方が滑りが良く、巻きやすかったです。

木肌も美しく、持っているだけでテンションが上がります。

たまっている毛糸をゆっくり巻き巻きしていきたいです。
ありがとうございました。

執筆者

© 2022 細野淳一 なないろ毛糸 DOITSUYA GmbH

チャオグーのノステピン


なないろ毛糸で販売しているノステピンです。
ノステピンを生産、販売しているメーカーはとても数が少なく、現在、入手できるノステピンはチャオグーのノステピン1種類だけです。

チャオグーの製品も在庫変動が激しく、在庫切れになると再入荷まで数か月を要することもあります。

ですので、興味がありましたらお早めにお買い求めになることをお勧めいたします。

それでは、ノステピンで編み物生活をエンジョイしてください!