写真は、ロンドンの「ヴィクトリア アンド アルバート美術館」が所蔵しているエジプトで発見された4~5世紀に作られた靴下です。
つま先が分かれているのは、サンダル履きしやすいように作ってあるんです。
古代のエジプト人が描かれた壁画などを見ると、ほとんどの人が裸足ですが中にはサンダルを履いている人も描かれています。
どのような人が靴下を履いてサンダル履きをしたのでしょうか?
それはまたの機会に譲って先を急ぎましょう。
実は、最近の研究ではこの靴下は現代の「編み物」ではなく、デンマーク語で「Nålebinding」英語では「ノットレス ニッティング」という1本の針を使う技術で作られていることが分かっています。
何れにしても、今から1500年も前に、既にこのような靴下が作られていたなんて驚きですよね!?