左右柄を揃えた靴下が簡単に編めるソックヤーン

REGIA:レギア PAIRfect パーフェクト

パーフェクトのここがイイね(その一)

糸を取るのは毛糸玉の内側からそれとも外側から?

以前、糸を取るのは毛糸玉の外側から、それとも内側から?というアンケートを取ったことがあるのですが、内側からが圧倒的多数でした。

そして、皆さんあることでとっても困ってらっしゃることも分かりました。

そのあることとは、

爆発(笑)

糸の端を探して毛糸玉の内側に指を入れてごそごそやってエイッと取り出すと...

大きすぎる糸の塊が (´;ω;`)ウッ…

あーあ

そんなあなたの悲しみを聞きつけたレギアがこんな工夫をしてくれました。
↓ ↓ ↓

簡単に安全に毛糸玉の内側の糸端が見つかります

Easy Start

上の写真の帯をご覧ください。

帯の赤い部分の右端の上下に、EASY START という言葉と指差しのイラストが見えていますよね。

そして、黄色の糸が挟み込まれているのがお分かりいただけると思います。

この挟み込まれた糸が毛糸玉の内側の糸端になります。

内側の糸端が毛糸の外側に出してあるので、糸端を見つけることはあっけないほど簡単ですよね。

パーフェクトのここがイイね(その二)

左右の柄が合った靴下が簡単に編めます

パーフェクトシリーズの毛糸は、1つの毛糸玉から、左右の柄を揃えた靴下1足が編める用に工夫されています。

どうなっているの?

というご質問へのお答えは、

編み方の手順をお伝えすることが一番じゃないかなと思いますので、以下に手順を説明しますね。

1.作り目

黄色の糸端を取って毛糸玉の内側から少し糸を引き出します。

パーフェクトでは、糸端は常に黄色に染められていますが、この黄色の糸の役目は糸端を示す目印ですので編まずに切り捨てます。

いつもの通りに作り目をして履き口から編み始めます。

2.履き口から踵まで

靴下写真を見ながら編み進めます。

踵の部分の色が出てきたら踵を編みます。

3.つま先まで

踵を編んだら、お好みのサイズになるまで甲と底を編みます。

つま先を編んで片方の出来上がりです。

※つま先の色を出来上がり写真と同じにするには、色柄やサイズによっては途中で糸を切る必要があります。

4.もう片方を編む準備

片方が編みあがったら、黄色の目印糸が出てくるまで糸を引き出します。

黄色の目印糸を切り捨てて先ほどと同じようにもう片方を編みます。
以上の手順で、左右柄が揃った靴下が編めます。

パーフェクトのここがイイね(その三)

結び目がありません

必ず左右柄が揃った靴下が編めるように、途中に結び目がないことが保証されています。

もう、あの悔しい思いとはサヨナラです (^▽^)/

追伸

もしあなたがベテランニッターでしたら、パーフェクトのようなソックヤーンは必要ないかもしれませんが、お手軽な贈り物としてさっと一足必要な時などにお役に立てるかもしれません。

そして、意外なほど面白いデザインもありますよ。

さらに高度な実験として、内側からと外側からの糸の取り方を組み合わせて、左右対称の柄を作るとか、逆方向に編んでみるのも楽しいかもしれませんよ。何が起きるかは保証できませんけどね (^_-)

執筆者

© 2023 細野淳一 なないろ毛糸 DOITUSYA GmbH

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