２０１６年のある日、いつものようにScheepjes本社に集った１３人のブロガーの前に、多くの色が並んだカラーパレットが置かれた。

Scheepjesクリエイティブディレクターのシミーが口を開いた。

「あなたたち一人一人が、この中から数色を選んでソックヤーンをデザインしてみない？」

彼女ら１３人は、Scheepjesから毛糸のスポンサードを受け、様々な作品、デザインを生み出して世に広めているインフルエンサーだ。

そんなセミプロフェッショナルな彼女たちにとっても「毛糸をデザインするというのは夢のようなことでした」とメンバーの一人であるニューリーフ(カルメン)は回想する。

多くの色の中から、色を選んで組み合わせていく作業は思いのほか時間がかかり、毛糸として世に出たのは、この日から１年後となるのであった。

こうして出来上がったのが、１３人のブロガーとディレクターであるシミーともう１人の関係者の２人のデザインからなる１５色のソックヤーンです。

当時、日本で発売するや否や大反響を呼び、あっという間に完売してしまいました。

特にシミーの人気は凄まじく、数十個を数回にわたり追加で入荷してもすぐに完売してしまい、予約を受け付けてメーカーの生産を待つ程の人気でした。

そんなレジェンドがなないろ毛糸に再び帰ってきました。

私にも北林にとっても、思い入れのある毛糸です。

当時を知るあなたにとっても、懐かしく思われるのではないでしょうか？

初めて知るあなたにも、興味を持っていただけたのではないでしょうか。

今では、単色も含めて数十色までラインナップが拡大していますが、今回は色に造詣が深い北林が８色を選ばさせていただきました。

Q. Scheepjesってどう発音しますか？

A. 原語のオランダ語をそっくりそのままカタカナにするのはとっても難しいのですが、「シェープ イェス」または「シェイプ イェス」と発音するのが最も近いです。


Q. アワートライブってどういう意味ですか？

A. 英語でOur Tribeと綴ります。tribeは「部族」という意味ですが、「(結束が強い)ファミリー」と訳すのが適切だと思います。

在庫限りの販売となりますので、お気に入りのセレクションはすぐに購入することをお勧めします。

北林がセレクトした「暖色セット」と「寒色セット」の二種類からお選びいただけます。