アンデスの女王からの贈り物

神の繊維から作られる「ビキューナ」毛糸のご紹介

ビキューナについて

ビキューナは、南米ペルーのアンデス山脈に生息している野生動物でアルパカなどと同じラクダ科の動物です。

富士山を超える高山地帯に生育するため保温性に富んだ繊細な毛が体を覆っています。

常日頃私たちが目にすることができる繊維で最も繊細な毛はカシミヤですが、そのカシミヤよりはるかに細い12ミクロンという超極細な毛は、大変柔らかくて軽いので肌に吸い付くような感触があります。

しかも、昼と夜の寒暖差が激しい条件下で暮らしているビクーニャの毛は大変滑らかです。

その貴重な繊維はハイブランドのスーツやジャケットに使われますが、当然ながら非常に高価で1着が500万円以上の価格になります。

セーターでも100万円から200万円のプライスレンジで販売されています。

このように、ビキューナの毛は世界で最も繊細で高い価値がありますが、繊維としての優秀さに加えて、希少性が極めて高いことが世界中の人々から求められている理由です。

その希少性の理由をお教えいたしましょう。

ビキューナの希少性について

ビクーニャの毛は古代インカ帝国の時代から珍重され、その繊維で作られた衣服は王族だけが着用を許されたと伝えられています。

インカ皇帝に献上されたことから「神の繊維」と呼ばれるようになりました。

その後スペイン人により征服されていた時代には乱獲が進み、1960年代には絶滅の危機に瀕してしまいます。

現在では、ペルー政府による保護政策下にあり、絶滅の危機からは脱していますが、ビクーニャの毛を収穫するためには大変厳しいルールの元に行う必要があります。

以下は、そのルールの一部です。

・野生のビクーニャを捕獲してその毛を収穫しますが、刈り取りに要する時間は1頭当たり5分と決められています。刈り取り後は速やかに野生の状態に戻すことが義務付けられています。

(先住民による「チャク」というインカ時代から伝わる儀式に則った、道具を使わずに優しく捕獲する生け捕り方法が復活しているそうです)

・1頭のビクーニャから採れる毛の量は300グラム程度で、しかも1頭からは2年に1度だけしか収穫できません。

存在自体が希少な上に、このような厳格な保護の元で収穫される毛の量は極端に少ないため、ビクーニャの毛は非常に希少性が高いのです。
ペルーの国章に描かれたビクーニャ

お届けするビクーニャ毛糸について

お届けするビクーニャ毛糸は、ヨーロッパにおける天然カラーのビクーニャ毛糸の唯一のサプライヤーであるドイツのパスクアリ社が確保した3kgの一部になります。

ご提供する毛糸は、ペルーで紡がれた天然シナモンカラーの25gの玉巻毛糸になりますが、ヨーロッパ全体でわずか120個という極めて少ない数量の販売になります。

販売について

今なら、2022年確保分がお取り寄せ可能です


2022年の確保分がメーカーのパスクアリ社に入荷しております。

P.S.

非常に高価な毛糸ですが、手にした瞬間にあらゆる繊維との違いを感じることができると思います。

私自身、このような超高級毛糸をパスカリ社で触ったことがありますが、毛糸の繊細さ、そして編んだ作品(手袋でした)の柔らかく肌に吸い付くような感触は今でもはっきり記憶に残っています。

あなたの手で、世界最高の糸で世界最高の作品を作り上げてください。

執筆者

© 2022 細野淳一 なないろ毛糸 DOITUSYA GmbH

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