どうしてソックヤーンはチクチクするの?

細野淳一が投稿 2022年01月27日

どうしてソックヤーンはチクチクするの?

 
ソックヤーンはチクチクする?!

今朝は、お客様からよくある「〇〇のソックヤーンはチクチクしますか?」というご質問にお答えしましますね。

答え

チクチクします

身も蓋もない答えになってしまい申し訳ありませんが、普通のソックヤーンで編んだアイテムを首や腕などに当てるとチクチクすると思っていただいて間違いありません。

もちろん、お肌の敏感さやその時々の状態、アレルギーの有無など人により様々ですので、人によっては問題の無い方もいらっしゃるかと思いますが、肌が繊細な日本人女性の多くがウールのソックヤーンで編んだニットアイテムを柔らかな肌に当てるとチクチク感じるようです。

ですが、ソックヤーンの名誉のために一言付け加えますと、

ソックヤーンは文字通り足に履く靴下を編むための毛糸

ですから、それを首に巻いたりする作品に仕立てて、チクチクするというのは仕方がないですよね。

以上、ソックヤーンのチクチクについてでした。


で終わってしまうと


「なないろの細野はソックヤーンを売っておいて無責任極まりない!」

との誹りを受けてしまいますから、どうしてウールはチクチクするの?どうしたらチクチクしないの?

という疑問にお答えしましょう!
 
チクチクする理由

ウールがチクチクするのは、繊維の断面が肌に刺さるからなんです(細野画伯の絵を参照)。

合成繊維の場合、数十センチもの長い繊維を作れますが、ウールなどの天然素材では長さが10cm以下ということもあり、毛糸のあちこちに肌を刺す断面が現れることになります。

そして、チクチクの度合いを決めるのが、繊維の太さなんです。

太い繊維の尖った断面で肌をブスッとされることを想像するだけでチクッ、いや痛いかも。
 
どうしたらチクチクしないの?


まず最初にやってはいけないこと。

柔軟剤を使うことは絶対にダメです。

ソックヤーンのようにスーパーウオッシュ加工がされている毛糸の場合、その効果が薄れてしまい、結果として縮んでしまいますのでお気をつけあそばせ。

では、どうしたら良いのでしょうか?

まず一つ目は、繊維が細くできるだけ長い素材の毛糸を選ぶことです。

一般のウールより細い繊維としては、以下の素材があげられます。

・エクストラファインメリノ
・カシミヤ
・シルク
・コットン
・ベイビーアルパカ
・マイクロファイバーアクリル

こういった素材の混紡率が高い素材であれば、よほど敏感肌ではない限りチクチクはしないと思います。

柔らかなメリノやアルパカはウールより圧倒的に細くはありませんが、チクチク度は素材の品質にも左右されるので、しっかりしたメーカーであればという条件付きでお勧めします。

二つ目はというと、

お肌の保湿をしましょ (o^―^o)ニコ

どういうことかといいますと、お肌がカサカサしていると繊維が刺さり易く、さらに痒く感じてしまいます。

靴下を履くときにも、足首に保湿クリームを塗るだけでも違いを実感できるかと思います。

ということで、まとめると。

・一般のウールのソックヤーンで編んだアイテムを肌の柔らかいところに当てるとチクチク感じるのは当たり前のこと

・チクチクするのはウール繊維の断面が肌に刺さるため

・ソックヤーンで靴下以外のアイテムを編むのなら、通常のウールだけの毛糸を避けて良い素材を選びましょう

・お肌の保湿を忘れずに<=これ重要

それでは、チクチクしない毛糸で素敵な編み物ライフを!



細野淳一
細野淳一

執筆者



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