なぜ、見える福袋が売れないのか? その理由を考えて作ったお申し込み殺到の福袋とは
細野淳一が投稿
2022年11月15日
もし外国人から「福袋ってナンでーすかァ?」って聞かれたら、
「いろんなものを詰めて、中身が分からないように封をして売ってる袋のことでござんす」
な~んていうのが模範解答でしょうか?
ところがです、色々なものが多様化している昨今、中身が見える福袋なる物が販売されているんですよ。
なるほど、中身が分かれば安心して買えますものね。
これを知った僕たちは、早速真似っこして中身の見える福袋と、これまで通り見えない福袋を作って同時に販売してみたんです。
そしてその結果はというと...
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なんと「見えない」福袋の圧勝でした!
なんでだろ?と思いましたが、少し考えれば理由は明らかでした。
だって、中身が分かっているモノを安く買うのだったら、例えばセールの時に自分で好きなものを選んで買えばいいですものね。
じゃあ、どうして皆さん福袋を買うのかっていったら、やはり安いだけではなく楽しみを買っているんですよね。
何が入っているか分からないっていうことは、福袋には欠かせない要素ってことなんです。
ところが一方で、持っているものが入っていたらとか、全く不要なものが入っていたらとか、これって誰もが考えるじゃないですか。
うーむ、これはジレンマに陥ってしまったかも...
めっちゃ考えましたよ。
でもね、
誰もがその中身全部を必要とするとか、手放しで気に入るとか、そんなの不可能!
だって、見えないんだから。
だったらどうすんの?
ってことで作ったのが今回販売している福袋なんです。
一つは、これまでにも、そしてこれからも*販売していない/しない*ソックヤーンだけを詰めた福袋。
これまで「なないろ毛糸」でソックヤーンを買ったことがあるお客様向けのダブらない福袋が「ときめき福袋」です。
※ 「ときめき福袋」は完売いたしました
そして二つ目が、これまでずっと販売してきて好評を得ているお得感を追求した「元祖」福袋。
今回が10代目になります。
初めてウチで毛糸を買うあなたには特にお勧めです。
なぜならウチで売っているソックヤーンって、僕たちが独自にリサーチして仕入れているので他店では買えないものが多いんです。
ヨーロッパの色々なメーカーのソックヤーンが6個入っています。
もちろんダブりなんかはありえないですよ。
箱を開けたら、きっとどれから編もうか悩んでしまうと思いますよ!
細野淳一
執筆者