【新商品・限定生産】手染めソックヤーンを編んだことがないあなたへ - ラナ・グロッサの2022年手染め毛糸コレクションのご紹介
細野淳一が投稿
2022年10月03日
【新商品・限定生産】手染めソックヤーンを編んだことがないあなたへ - ラナ・グロッサの2022年手染め毛糸コレクションのご紹介
今朝はラナ・グロッサの手染め毛糸コレクションから、最新作の「メリノ 手染め ソックヤーン レインボー」をご紹介いたします。
毛糸は数々の工程を経てお客様のお手元にお届けされるのですが、今回ご紹介するソックヤーンは、イタリアで紡がれた後にインドへ運ばれ、そこでスペシャリストによって手染めされた後に再びイタリアに戻り最終的な製品として仕上げられます。
そして、インドのサリーのような鮮やかで美しい色に染められていることから「レインボー」と名付けられ、こうして日本のあなたにご紹介する運びになりました。
イタリアの染色技術は世界屈指のレベルにあり、多くのプレミアム毛糸がイタリアで染色されています。
それをあえてインドで手染めするのはなぜでしょうか?
その答えは、品質が一定した工業製品にはない「ゆらぎ」を感じさせる毛糸を作るためです。
手染め毛糸のユニークで予期しないイレギュラーな色柄こそが、ベテランニッターさんが口を揃えて言う手染め毛糸の魅力の一つです。
あなたがいつも編んでいるソックヤーンは、別の数千人いや数万人の人が編んでいるソックヤーンと寸分違わない工業製品の毛糸ですが、手染めのソックヤーンはあなただけが目にして感じることができる、人が作ったアートです。
もしあなたが、なんとなく手染め毛糸を選択肢から外していたのであれば、ぜひこの機会に「レインボー」を手に取って編んでみてください。
あなたが編んだ作品は、遠くインドの染色家とあなたが創り出した世界で一つだけの作品になるでしょう。
細野淳一
執筆者