先日来ご紹介していますメリノとカシミヤ混紡ソックヤーン「グルンドゥル ホットソックス パール カラー」は在庫限りで販売終了となります。
既に在庫切れの色番も出ていますが、大変残念なことに次回の入荷は未定となっています。
まだ在庫がある色番も可愛い色ばかりですので、無くなってしまう前にお早めにご検討くださいませ。
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もうイマイチなんて言わせないソックヤーン「グルンドゥル ホットソックス パール カラー」。。。・・・。。。
スペイン王のメリノ後日談
メリノの輸出を厳しく制限していたスペイン王ですが唯一の例外がなんと自分自身で、国王自らヨーロッパ各国の親類縁者にメリノ羊を贈っていたそうです。
うーん、さすが王様!やり放題ですね。
墓穴を掘らなきゃよいのだけど...
諸説ありますが、国王自身の虚栄心からヨーロッパのあちこちに散らばったメリノ羊が、その後オーストラリアや南米に渡り今のメリノ種になったと言われています。
ああ、やっぱりね~。
これからあなたが手にするメリノには、大航海時代に栄華を誇ったスペイン王室の強大な権力が背景にあるんですよ。
閑話休題
Gruendl ホットソックス パール カラーに使われているもう一つの高級素材のカシミヤですが、そもそもカシミヤってどの動物の毛なのかご存知でしょうか?
そうです、カシミヤ山羊の毛なんですね。
インドのカシミール地方に生息してた山羊がその原産と言われています。
カシミア?それともカシミヤ?
カシミールの英語での綴りはKashmirなんですが、古くはCashmereと綴ったそうです。
Google先生に発音してもらうと、
キャシュ ミヤ~
と聞こえます。
mere単独では「ミア」または「メア」なんですが、Cashmereではカシミヤとなるんですね。
日本では、カシミアとカシミヤの両方のカタカナ表記を見かけますが、カシミヤが原語にも近く、お上もその表記を採用しているのでカシミヤと呼ぶのが無難みたいですね。
さて、その毛の特徴ですが、とても細くて繊細で独特の艶があることですが大変希少で高価な素材です。
それもそのはず、羊毛のように刈り取るのではなく、毛の生え代わりの時期にだけ、産毛を櫛で梳いて取るため、一頭から100g毛糸玉1~2個分くらいの毛しか集めることができません。
もし、あなたがカシミヤの製品を身につけたことがあるのなら、あの柔らかさと上品な艶の美しさはご存知のことと思います。
その超高級素材を惜しげもなくソックヤーンに使うからには理由があります。
それは、ズバリ履き心地の良さのため。
です。
足というのは、僕たちが思っているほど鈍感ではありません。
それどころか、足裏には全身の神経が集中していますから、足をケアすることは身体全体をケアすることにつながります。
もし、あなたが風合いの良さや履き心地といった「感覚」を少しでも気にするのであれば、ぜひソックヤーンの素材にもこだわってみてください。
感性を大切にするあなたに相応しいソックヤーンをご紹介して、この記事を終わりにしたいと思います。
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細野淳一
執筆者