シルク混のソックヤーンは危険な香り
細野淳一が投稿
2022年09月06日
ウール、メリノ、コットン、バンブー、カシミヤ、アルパカ、テンセル、ラミー、マイクロアクリル...
なないろ毛糸でご紹介してきたソックヤーンに含まれている素材を列記してみましたが、これだけでもなんと10種類もあるんですね。
「ウール」だけでも普通のソックヤーンはできてしまいますが、ソックヤーンというのはなんともバリエーションが豊富な毛糸であることが分かりますね。
さて、実は上に挙げたリストですが、一つ足りない素材があるんですが気が付きましたか?
そうです、シルクです。
シルクというのは動物性の繊維でありながらとっても長い繊維なので、とにかく滑らかです。
チクチクするとかしないとかという問題を通り越して、全く次元の違う肌触りなのはこの繊維の長さによるものです。
そして、あの上品な光沢は世界中の女性を魅了しています。
そんな気品高い素材をソックヤーンに使ったらどうなるのか、いや編んだ人がどうなってしまうのか、もう普通のソックヤーンは編めなくなるんじゃないのか心配です。
そんな危険な香りがするシルク混紡ソックヤーンを集めてみました。
一度行ったら戻れない一方通行の道ですが行ってみますか?
細野淳一
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