社会科の授業で「ルール工業地帯」という言葉を聞いたことがありませんか?
先日、その「ルール工業地帯」でおなじみのルール地方にある"Herdecke:ヘルデッケ"という街に行ってきました。
デュッセルドルフからわずか車で一時間程走った場所にあるこの街は、かつてはルール川を通る船の交通の便から商業・貿易都市として栄えていたそうです。
特にテキスタイルの街として紡績・染色業が盛んだったとか。
この美しいルール川の豊かな水源なしに紡績・染色業は発展できなかったでしょう。
街中を流れる川で川床が見えるまで透き通った水というのが驚きです。
また、今でも伝統的な旧市街が保存されています。
ドイツと言えばこの木組みの家ですね!
レストラン・カフェなど様々なお店がありましたが、その中でもひときわ目を引いたのが・・・。
Lana Grossaの毛糸を専門に扱っている毛糸屋さん!
お店の中には店主が編んだ素敵な作品がたくさんディスプレイされていましたよ。
そして今でも現役で汽車が走る石造りの高架橋もあります。
何と高さは約30メートル(10階建に相当)
橋の真下に入ると、崩れてこないかちょっとドキドキ。
水辺を散策すること自体が久しぶりでしたが、やっぱり気持ちが良いものですね。
私達が日ごろ慣れ親しんでいる毛糸の製造・染色にも欠かせないのが「水」です。
素敵な毛糸に触れていると、その背景にある大自然までも感じられるかもしれませんよ。
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北林裕美子
執筆者