「舌切り雀」という昔話をご存じでしょうか。
洗濯糊を食べてしまった雀の舌をおばあさんが切ってしまい、哀れに思ったおじいさんが雀にお詫びをしたところ、豪華なおもてなしを受けるあのお話です。
このお話で印象的なのはお土産の大小のつづらを選ぶところです。
おじいさんは「自分は小さいつづらでじゅうぶん」とありがたく受け取って家でふたを開けると金銀財宝が出てきました。
それを見た欲張りおばあさんは無理やり雀のお宿に押しかけ大きなつづらをうばい、家に帰るまでの途中でふたを開けてしまってお化けや虫などが出てきて大変なことになってしまいました。
最近よく耳にする「コスパ」という言葉にもこれに通じるものがあると思うのですが、なんでも大きければ(もしくは量が多ければ)良いというものではないらしいです。
毛糸もしかり。
場合によっては小玉の方が便利なこともあります。
それは一体どのような場合だと思いますか?
↓↓↓
北林裕美子
執筆者