元は英語ですが日本語化している言葉に「プリティ」というのがありますよね。
もちろん「可愛い」という意味ですが、英語圏では別の意味でつかわれることも多いんです。
たとえば、pretty goodと言ったら、可愛い良いではなくて(意味不明じゃん)、結構良いとか割と良いなんて意味になります。
どうだった?
割と良かったよ。
ってな感じで、めっちゃ良いと言うほどじゃない微妙なニュアンスを表現できます。
前回、ショッペルの「Schoppel アドミラール R ドルック」をご紹介しましたが、この毛糸が正に
二つの意味でpretty
という評価を頂いております。
まず、その姿、
Looks pretty cool!
(かなり可愛い!)
そして、そのお値段、
It's pretty high!
(結構高いね!)
という反響がありました。
あ、もちろん日本の皆様からのお声なので元は日本語です。
お値段がお高いのは、生分解ナイロンを使っていることや、昨今の世界情勢を反映しているからなのですが、姿の可愛さだけに価値を置くのであれば、正直お高い買い物になります。
ですが、一玉のR ドルックに込められたショッペル社長の情熱や先進性に、価値を見つけることができるあなたであれば、お値段をはるかに超える価値をあなたにもたらすでしょう。
たかがナイロン一本、されど一本ですね。
細野淳一
執筆者